デジカメの撮影枚数

いったいデジカメというのは何枚の画像が撮れるのでしょうか?

フィルムカメラの場合

フィルムの長さで決まりました。24枚撮りなら24枚、36枚なら36枚です。  
デジカメの場合 簡単に言うと、メモリーカード(=記録メディア)の容量で 決まります。大きいほど一杯撮れます。  
画質と枚数の関係

しかし、難しく言うと、同じ容量では、<撮れる枚数>と<画質>が反比例します。
つまり、同じ容量のメディアでも、画質を落とすと一杯撮る事はできます。

1. メモリーカードの容量 - 大きいほど一杯撮れる
2. 撮影するときの画像の大きさ − 大きいほど枚数は減る
3. 画像の圧縮率 − 高いほど画質は落ちる

という3つの関係で決まります。

 
枚数と画質を決めるルール
1.メモリーカードの容量が大きい程いっぱい撮れる。
2.画像が小さい程、いっぱい撮れる →画質は落ちる
3.圧縮率が高いほどいっぱい撮れる →画質は落ちる
そこで、デジカメで撮影するときには、事前に、二つの事を決めておきます。
1. どのような大きさの画像を(「画像サイズ」「記録画素数」とか呼ばれています)
2. どのような圧縮率で保存するか(「画像」「画質モード」とも呼ばれます)
です。
フィルムでは、このようなことはなくて、すべて35mmフィルムから小さな絵でも
ポスターサイズの大型の絵でも作ることができました。デジタルでは、ピクセルという
ぶつぶつの集まりで絵を作るので、事前にどの程度のファイルの大きさにするか
決めておく必要がある
のです。

デジタルカメラの撮影枚数は、
撮影枚数は、画像の品質を表裏一体なので、デジカメの撮影を始める前に
きちんと理解しておく事が必要です。


(復習)
デジカメでは、レンズから入ったイメージは、CCDという受光素子に感知され、
ADコンバーターを通じてデジタル信号化され、イメージ・プロセッサーで
カラーの画像として組み立てられて、一時的にDRAMというメモリーに
保存され、圧縮されてからメディアに保存される、という説明をしました。


メモリーカードの種類はここにあります。
メモリーカードがどういう働きをするかは、ここにありま



以下の表はカシオのデジカメの設定の例です。
メモリーカードは64MbのSDカードを使って、何枚の写真が撮れるか?という表です。
「画像サイズ」 というのは、どのような大きさの画像を撮るか、という事ですが、
大きな画像サイズを選ぶほど高画質になっていきます。
「画像」とあるのは、実は、圧縮率 のことで、 高精細 という聞きなれない日本語は、
おそらくFine・Hiを訳すのに苦労したからでしょうか?標準、エコノミーと最後だけ
カタカナ...。高精細というのは、あまり圧縮せずに保存するので、画像の品質は良いわけです。
あたかも飛行機のファーストクラスに座っているようなものです。しかし、最高の大きさの
画像で撮影して最小の圧縮では、60枚しか撮れません。
一方、エコノミーは、強く圧縮して詰め込むモードです。飛行機のエコノミーと 同じです。
最高の大きさの画像でもここまで圧縮すれば154枚撮れます。 さらに画像サイズを小さくして
圧縮率を高くすれば最高で618枚撮れます。
つまり、まったく同じカメラ、メモリーカードで、撮影枚数は、60枚から618枚までの撮影枚数
があるわけです。おわかりでしょか。


同じ事をニコンのデジカメでは、画像の大きさを「記録画素数」と、また、圧縮率のことを「画質モード」
と呼んでいます。
ただ、ニコンでは、圧縮の比率まで明示していますね。Fineモードでは、4分の一ですが、
BASICのモードでは、16分の一まで圧縮されているわけです。

同様にキャノンでは、「画像サイズ」は、「記録画素数」に、圧縮率は、ちゃんと「静止画圧縮率」と書かれています。
画像サイズは、ラージ、ミドル1、ミドル2、スモール を分け、圧縮率は、スーパーファイン、ファイン、ノーマル、に
分類されていますね。 撮影枚数も11枚から337枚と、カシオやニコンより差が激しいです。

つまり、デジカメ・メーカーによってその呼び方は違うが、基本は、画像の大きさ(=記録画素数)と
その圧縮率の二つによって、撮れる枚数が違ってくる、という事です。
画像が大きく、圧縮率が低いと、画質は良いが、撮れる枚数は少なくなる、という事です。

撮影をはじめる前に、メニューから設定に行き、画像の大きさと圧縮率を決めてから、撮影をはじめましょう。
4x6や2Lサイズくらいまでなら、中間の大きさで中間の圧縮率でだいたい大丈夫なはずです。
まったくプリントする気はなく、E-mailだけで十分なら小さい画像サイズの最高の圧縮率でOKです。
一度自分の設定モードで、プリントしてみて、確かめましょう。
そこから高くしたり、低くして自分の目的にあったモードにします。

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